がんばリーリエ(SR)PSA10の値段と買取相場|なぜ高い?
2024/11/26
ポケカ(ポケモンカード)を遊んだことない・買ったことがない人でも一度は風の噂で聞いたことがあるであろう「がんばリーリエ」の値段や買取相場の情報をまとめています。
リーリエ(SR)PSA10の買取価格やどうして「がんばリーリエ」が高額で取引されているのか、今後の高騰予想など「がんばリーリエ」について詳しく解説を行なっているので最後までぜひご覧ください。
がんばリーリエPSA10の最新の販売価格は約170万となっています。
高騰していた時期の価格よりも下がっていますが、依然として高額カードの一枚です。
がんばリーリエの美品は発売当初は約10万円前後で取引が行なわれていましたが、ポケカバブル最盛期だったタイミングでは美品で267万円で販売されていました。
PSA10は高い時期で600万円以上で取引されており、美品に比べて3倍程度の値段で売られていました。
最低価格が48万円ということを考えると、発売当初に比べると10倍以上の値が付いたので、ポケカバブルを象徴するような存在だったと言えるでしょう。
がんばリーリエの海外版は3万円から40万円で取引が行なわれており、海外版でもPSA10の評価が付いているカードは高値で取引が行なわれています。
海外では「Lille」と表記されており、1,062ドル(約17万円)でLilleのPSA10が取引されています。
美品の場合332ドル(約5万円)で取引されており、日本よりは安い値段で販売されています。
さいとうなおきさんは、これまでにもポケモンカードのイラストを多く描いており、高額カードとして有名な「ロイヤルマスク」やポケモンカードゲーム 20th アニバーサリーフェスタを記念した「ピカチュウ」など様々なカードを担当しています。
今までに描いたポケカは325枚となっており、ポケカ界隈では知る人ぞ知る有名なイラストレーターさんと言えるでしょう。
今後もがんばリーリエのようにさいとうなおきさんが描いたカードは高額になる可能性も十分に考えられるので、さいとうなおきさんが担当したカードは大注目です。
がんばリーリエは、2017年10月20日に発売されたハイクラスパック「GXバトルブースト」に収録されていました。
現在は絶版となっており、フリマサイトやオークションサイトなどの一部で稀に購入できる可能性がありますが、1Boxの値段が50万円以上の絶版Boxとなっています。
GXバトルブーストは1箱にSR以上が1枚は確定で入っているため、リーリエを1点狙いした際の確率は12.8%となっています。
ポケカの人気が高まった影響で偽物が出回ることが多くなってきており、がんばリーリエなども偽物が販売されているケースがあるので購入の際は注意しましょう。
特にがんばリーリエは高額なカードのため、偽物だった場合の被害が大きくなってしまう恐れがあるので、できる限り個人の取引は避けて信頼性の高い大手のカードショップなどで購入するのが良いでしょう。
詐欺にあった際に自身を守るためにも、できる限りの対策は自分で行なうことが大切です。
PSA鑑定がされているカードでも偽物の可能性があるので購入の際は注意しましょう。
PSA鑑定の偽物かどうかは証明番号をPSA公式から確認したり、PSAケース自体に刻印があるかどうかなど確認すると見極めることができます。
基本的には実際に手元に届かないと分からない部分が多いですが、手元に届いた際は必ず自身で偽物かどうか確認を行なうように心がけましょう。
ポケカで超高額カードとして有名な「がんばリーリエ」ですが、ポケカバブルの時に比べると価格は安くなりましたが、それでもなおコレクターに大人気のカードです。
リーリエが入手できるパック「GXブースト」自体もプレ値が付いており、50万以上で取引されているという点からも、リーリエの希少価値の高さを物語っています。
今後も以前のように再びポケカバブルが再燃したら真っ先に高騰する可能性が高いカードなので、既にがんばリーリエを持っているユーザーは大切にしておきましょう。
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がんばリーリエ(SR)の買取価格と値段
※価格は7/31時点のフリマサイトやカードショップの取引履歴から調査時期 | 買取価格 | 販売価格 |
---|---|---|
【最新】 2024年7月 | 700,000円 | 848,000円 |
がんばリーリエの買取最高額はいくら?
▷ 1200万で買取していたソウルバスさんのXはこちら がんばリーリエPSA10の買取最高額は1200万と呼ばれており、実際に買取が行なわれたかどうかは不明ですが、普通では考えられない値段で買取が行なわれていました。 他のTCGだとMTG(マジック:ザ・ギャザリング)で有名な超高額カード「black lotus(ブラックロータス)」が1000万以上で買取が行なわれているので、それらに匹敵するような額で買取が行なわれたことで一時話題になりました。がんばリーリエ(SR)の相場変動
最高価格 | 6,640,000円円 |
---|---|
最低価格 | 480,000円 |
騰落率 | 約-92%(-6,160,000円) |
非鑑定品との価格比較
PSA10 | 美品 | |
---|---|---|
最高価格 | 6,640,000円 | 2,670,000円 |
最低価格 | 480,000円 | 94,000円 |
がんばリーリエのPSA10の枚数
※6/25 時点で調べたPSA鑑定の枚数を記載しています。 がんばリーリエが収録されている「GXバトルブースト」のPSA鑑定の総枚数は「7224枚」となっており、がんばリーリエは「1992枚」がPSA鑑定に出せれています。 その中で最高グレードのPSA10が付けられたがんばリーリエは「885枚」存在しており、PSA9は「573枚」という結果が出ています。 市場に出回ってる数はこれよりも更に少なくなるため、PSA10の評価が付けられたカードは基本的に高値で取引が行なわれるようになっています。海外版のがんばリーリエはどのくらいの価格?
※価格は7/31時点のフリマサイトやカードショップの取引履歴から調査国 | 販売価格 |
---|---|
英語版 | PSA10:約200,000円 美品:約60,000円 |
中国版 | PSA10:約30,000円 美品:約10,000円 |
フランス版 | 美品:約30,000円 |
リーリエ別バージョン販売価格
エクバ リーリエ | 帽子 リーリエ | リーリエの 全力 |
---|---|---|
販売価格 約4,000,000円 | 販売価格 約400,000円 | 販売価格 約27,000円 |
エクバリーリエは希少性があり高値で取引されている
リーリエの別バージョンの価格は上記の通りとなっており、がんばリーリエより高いカードは「エクバリーリエ」と呼ばれるカードで、400万円を超える高値で販売されています。 この「エクバリーリエ」はエクストラバトルの日限定で入手できたパックの中に入っているため、市場に出回った数も圧倒的に少ない影響で高値で販売されています。帽子リーリエが入手できるboxも絶版で価値が高い
次点で高いカードは「帽子リーリエ」で、直近の販売価格も40万円となってます。 高値で取引されている原因としては、帽子リーリエが入手できるbox「コレクションムーン」が既に絶版となっており、2016年に発売されたこともあって既に市場に出回っている数がかなり少ないので、希少性がこちらも高いため高値で販売されています。リーリエの全力は他のリーリエと比べて安い
リーリエの全力はリーリエのカードの中でも安値で販売されています。 それでも昨今のSR(トレーナーズ)カードよりは比較的高い値段で販売されており、リーリエのカードの人気が高いことが分かる1枚です。がんばリーリエ(SR)PSA10はなぜ高いのか
リーリエSR(がんばリーリエ)が高騰した理由は以下の4点が主な要因です。- リーリエを入手できたパックが現在は絶版になっている
- ポケカバブルでカードの価値が急上昇した
- ポケモンに登場する女の子キャラの中でも高い人気を得ている
- 人気イラストレーター「さいとうなおき」氏が描いている
GXバトルブーストが絶版で入手が困難
がんばリーリエが入手できたパック「GXバトルブースト」は現在は絶版となっていることがリーリエが高額になっている一番の原因となっています。 がんばリーリエが高額になっている影響もあり、フリマサイトなどでも「GXバトルブースト」を入手しようと思うと50万から70万円程で取引されています。 パックを買っても当たるか分からないため、入手経路が基本的にはシングルで購入かオリパを引くしかないという点もリーリエの価値が更に高まっている要因でしょう。どうして絶版になるの?
ポケカのパックは発売されてから(※)2年程度で絶版になる傾向にあります。なぜ2年で絶版になるの?
現在最もメジャーなポケカの大会ルールでは使えるカードに制限があります。
それは3年前に発売されたカードが使えなくなるというものです。
毎年1月にルールの更新があり、更新以降は3年前のカードを大会で使用できません。
どの年に出たカードなのかは、カードの左下に記載されているアルファベットで確認することができ、2024年の大会で使えるのは「F」「G」「H」と記載されたカードです。
このルールがある以上、例えば来年の2025年に使えなくなるのは「F」と記載されているカードですが、今年「F」のカードを再販しても直ぐに大会で使えなくなってしまいます。
そのため、ポケカでは翌年に大会で使えなくなるカードを基本再録、再販しない傾向にあり、このことから発売されてから3年が経過する前の年には絶版になっていることが多いです。
ポケカバブルでリーリエに資産価値を求める人が増えた
参考:日本玩具協会 市場規模データ リーリエの価値が急騰した2023年以前からトレーディングカードの市場が市場規模が大きくなってきており、その市場を牽引したのが「ポケカ」となっています。 以前から高額カードの取引が話題を呼んでいたこともあり、カードを使って遊ぶというよりも「将来的な価値を求めてコレクションする」という方が増えた時代でもありました。 そのため、建物や土地などのようにリーリエに資産的価値を求める方が増えたことによって市場に出回るリーリエも少なくなったことがリーリエが高くなった原因の1つです。ポケモンに登場する女の子キャラの中でも高い人気を得ている
リーリエは「ポケットモンスター サン・ムーン」で登場したヒロインキャラとなっており、アニメ版では「真堂圭」さんが声優を担当しています。 リーリエはポケモンに触れないほど苦手意識をポケモンに持っていたが、様々な経験を経てポケモンに触れられるようになるなど、リーリエの成長する姿を見て心を打たれた視聴者の方は少なくないはずです。 そういったアニメやゲームでの人気も根強いことが現在のリーリエの人気にも繋がっており、ポケカのリーリエも全体的に高い値段で取引されています。「さいとうなおき」さんがイラストを担当
▷ さいとうなおきさんのTwitterはこちら ▷ さいとうなおきさんのYouTubeチャンネルはこちら がんばリーリエは有名イラストレーターの「さいとうなおき」さんが担当しており、キャラクターの人気だけでなく、イラストレーターの人気もリーリエが高額になった要因に加味されているでしょう。 さいとうなおきさんはXのフォロワーも56万人おり、自身のYouTubeチャンネルも登録者55万人を越えるなど、絶大な人気と支持を受けているイラストレーターさんです。さいとうなおきさんが描いた他のカード
なぜPSA鑑定で価格が上がる?
通販やネットでも安心して取引できる
PSA鑑定済みのカードは、状態が保証されているのが一番の強みでしょう。 ネットや通販でカードを購入する場合、店頭のように実際の状態をしっかりと確認することができないため、思っていたよりも状態が悪いカードが届く可能性があります。 しかし、PSA9やPSA10の鑑定済みカードであれば、基本空けることのできないケースに入った状態のまま発送されることになるので、傷の心配をする必要がありません。 通販やネットでの取引でも安心して行えるので、鑑定されていないカードよりも値段を付けやすいという特徴があります。PSA10の希少性が高い
PSA鑑定では、PSA1〜PSA10まででカードの状態にグレードが付けられます。 中でもPSA10の個体は初期傷やセンタリング、裁断痕といった、パックを空ける前の状態から決まっているようなカードの状態すらも重要になるという厳しい審査を乗り越えないと付かないため希少性が非常に高いです。 そのため、PSA9かPSA10かでも大きく価値が変動し、カードによってはPSA10で倍以上の値段が付くものもあります。鑑定自体にかなりお金がかかる
鑑定のプランや、鑑定して貰うカードの価格によっても値段が変わってきますが、一番安い「バリューバルク」でも1枚あたり2,640円の費用がかかります。 そのため、PSA鑑定自体にかかる分の金額がPSA鑑定品の取引価格に上乗せされます。リーリエSR(GXバトルブースト)はなぜ暴落した?
がんばリーリエの価値が暴落した理由として、以下の2つの要因が考えられます。- ポケカバブルが落ち着いてきてしまった
- オリパなどでも入手できるようになり、市場に出回るようになった
ポケカバブルが落ち着いてきたことが一番の原因
がんばリーリエの価値が暴落した一番の原因は「ポケカバブル」が落ち着いたことです。 一時期はポケカバブルでポケカ全体の価値が高くなっており、パックもすぐに売り切れて購入ができないほどポケカに対する人気が高まっていた時期がありました。 しかし、2023年の夏以降は徐々にポケカバブルも落ち着いてきており、2024年の6月時点では相場も以前の状況に近くなっているため、リーリエも未だに高額カードではありますが、200万を下回るような値段で取引されるようになってきています。オリパが流行ってリーリエが市場に出回るようになった
ポケカバブルの影響があったことで、有名なインフルエンサーがオリパなどを引いていたこともあり、「オリパ」と呼ばれる存在が広く認知されるようになりました。 そのオリパの目玉賞品の筆頭となったのが「がんばリーリエ」で、オリパを通じてリーリエを入手することができるようになっていきました。 オリパを通じてリーリエが多くの人に届いたことで、市場にも多く出回るようになり、リーリエの価値が下がった要因にもなっているでしょう。がんばリーリエは今後高騰する?
今後数ヶ月は高騰する可能性は低い
がんばリーリエはこれまで紹介してきたように超高額な人気カードですが、今後数ヶ月の間は高騰する可能性が低いと思われます。 理由としてはポケカバブルが落ち着いてきており、直近の情報を見る限りでは今後も大きく盛り上がるような話題が出ていないため、以前のように急騰する可能性は低いでしょう。 ただし、ポケカバブルが急に再燃する可能性も十分に考えられるので、がんばリーリエを売る予定の方は常に最新の値段を確認しながら売るタイミングを見極めましょう。市場に出回らなくなると再び高騰する可能性もある
がんばリーリエは2024年6月時点では価格が徐々に下がってきており、価格の下落に伴ってがんばリーリエを手放すユーザーが増えてきています。 そのため、現在は市場に出回っているがんばリーリエが多い状況ですが、これが再び値段が上がってくると手放すユーザーが減るため市場に出回らなくなり、リーリエの価値が再び高騰する可能性が考えられます。リーリエSR(がんばリーリエ)の基本情報
カードの種類 | トレーナーズ/サポート |
---|---|
レギュレーション | A |
型番 | SM4+ 119/114 |
レアリティ | SR |
イラストレーター | Naoki Saito (さいとうなおき) |
効果 |
---|
自分の手札が6枚になるように、山札を引く。 最初の自分の番に使ったなら、8枚になるように引く。 |
環境で必須級の汎用カードだった
「リーリエ」は当時の大会環境で必須級の活躍をしていたドローサポートです。 当時のポケカの環境では先行1ターン目でもサポートが使用できたため、1ターン目からデッキを回して、最終的にリーリエで手札を8枚にできるのが強力でした。 現在はレギュレーション落ちしているので対戦環境では基本的に使用ができないカードになっているため、現状はコレクションメインで集めているユーザーが大半です。がんばリーリエが入っているパックは?
収録パック | 発売日 |
---|---|
ハイクラスパック 「GXバトルブースト」 | 2017年10月20日 |
GXバトルブーストの封入率(パックから出る確率)
レア | 封入率 | 種類 | 1点狙い確率 (box購入) |
---|---|---|---|
UR | 10box/1枚 | 2種 | 約5% |
HR | 5box/1枚 | 3種 | 約6.6% |
SR | 1.3box/1枚 | 6種 | 約12.8% |
RR | 1box/9~10枚 | 18種 | 約50% |
リーリエを購入する際に気を付けること
偽物が出回っているので個人の取引は注意する
偽物の見分け方 |
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・カードのサイズや厚さ、文字のフォントが通常と違う ・裏面の印刷が通常とは異なり質感が悪かったりする ・レリーフ加工がなかったりする |
PSA鑑定があっても偽物に注意が必要
PSA鑑定品の偽物の見分け方 |
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・証明番号をPSA公式から確認する ・ブラックライトで文字の印字の綺麗さを確認する ・PSAケースの下部にPSAと21が掘ってあるか ・ライトでカードを照らしカードが見えるか確認する |
まとめ
がんばリーリエに関するまとめ |
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・現在はポケカバブルの時期に比べて価格は下がってきている ・買取価格は最高で1200万円を記録していた ・入手できるパックが現在は絶版となっており入手が困難 ・再び高騰する可能性は十分に考えられる |