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ミモザSAR(PSA10)の買取価格と相場|今後の高騰予想

2024/10/15

ポケモンカード「ミモザSAR(バイオレットex)」PSA10の買取価格や相場情報をまとめています。

非鑑定品との価格比較や、今後の高騰予想などについても解説しているので、ミモザSARの値段について知りたい方は是非参考にしてください。

ミモザ(SAR)PSA10の買取価格と販売価格

ミモザ(SAR)-w60

※価格は8/28時点のフリマサイトやカードショップの取引履歴から調査

時期買取価格販売価格
【最新】
2024年8月
23,000円 34,000円

ミモザ(SAR)PSA10の相場変動

最高価格300,000円
最低価格22,000円
騰落率約-92%(-278,000円)

ミモザSARはポケカバブル真っ只中の最中に発売されたカードのため、PSA10の価格は発売直後から20万円を越える価格となっていました。

しかし、直近ではポケカの人気が落ち着いた影響もあり、3万円台まで価格の下落が続いているポケカバブルを象徴するようなカードとなっています。

非鑑定品との価格比較

PSA10美品
最高価格300,000円 160,000円
最低価格22,000円 2,000円

ミモザSARはPSA10は最高で30万円で取引が行なわれており、当時は美品でも10万円を越えるような額で販売されていました。

現在は美品でも1万円程度まで下がってきており、当時と比べると1/10まで価格が落ちてきているような状況となっています。

ミモザSARのエラーカードはいくら?

※価格は8/28時点のフリマサイトやカードショップの取引履歴から調査

販売価格(最低)販売価格(最高)
50,000円 50,000円

ミモザSARのエラーカードは、5万円程度で販売されています。

市場にあまり出回っておらず、ミモザSRのエラーカードの方が多く販売されています。

ミモザSRの場合、エラーカードは1万円から魂抜けしているエラーカードだと10万円近い値段で取引が行なわれています。

エラーカードとは?

エラーカードとは、何かしらの理由で印刷に不備があり、通常とは若干異なるデザインになっているカードのことです。

不備が見つかり次第、以降の印刷では修正されるため、希少性が高く、高値でやり取りされる傾向があります。

▼エラーカードを見分ける4つのポイント

・カード内の表記が異なるかどうか

・カードの枠線の幅は均等かどうか

・レリーフ加工されているかどうか

・各レア度に準拠した加工がされているか

→URは全体が金、HRは全体が虹色、SRは縁がレリーフなど

海外版のミモザSARはどのくらいの価格になる?

aaa-w40

※価格は8/31時点のフリマサイトやカードショップの取引履歴から調査

販売価格
英語版 6,100円
韓国版 7,200円
中国版 9,500円
ドイツ版 8,500円

ミモザSARの海外版は6千円程度から2万円程度で取引が行なわれており、PSA鑑定されているミモザSARは少し高めで取引が行なわれています。

美品などであれば海外版のミモザSARは1万円以内で購入が可能です。

ミモザ(SAR)は今後高騰する?

再販がスタートしているので当分は高騰しない

2024年6月からミモザSARが入手できる「バイオレットex」の再販がスタートしています。

再販がスタートしたことによって、ミモザSARを手にするユーザーも増えることが予想されるため、数ヶ月の間はこのまま値下がりが続くことが濃厚となっています。

売却を検討している方はこのまま値下がりする前に売るか、当分の間は寝かせておいて値上がりに期待しておく方が無難でしょう。

在庫切れに注意!

バイオレットexは、使用頻度の高い「ペパー」も封入されており、アンコモンでも値段が高いカードとなっているため、パックを購入して入手するユーザーも多いので在庫が早くなくなる可能性があります。

そのため、現在再販中のバイオレットexが早めに在庫が無くなると、早い時期から高騰する可能性も十分に考えられます。

ポケカバブルが来ない限りは高騰する可能性は低い

ミモザSARはポケカバブルの最中に発売されたため、初動での販売・買取価格が高めでしたが、現状はポケカバブルが落ち着いてきた影響もあり、価格が暴落してしまいました。

2024年6月時点でもミモザSARの価格の値下がりは続いているため、再びポケカバブルが来るまでは高騰する可能性は極めて低いでしょう。

バイオレットexが絶版になった場合は高騰する可能性がある

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ポケカのパックは発売されてから(※)2年程度で絶版になる傾向にあります。

バイオレットexは2023年の1月20日に発売されたパックのため、来年の2025年になると再販が途切れ、絶版になる可能性が高いです。

パックが絶版になるということは、市場にこれ以上のミモザSARが増えないということになるため、市場にある分を欲しいユーザー同士で取り合うことになります。

市場に出ている分のミモザSARが無くなっていけば、その分需要に対して価格は釣り上がっていくため、パック名が絶版になってから高騰する可能性は高いでしょう。

反対に、ミモザが収録されている「バイオレットex」は、まだ再販される可能性があるパックのため、再販の可能性がある内は暴騰することはないと考えられます。

なぜ2年で絶版になるの?

現在最もメジャーなポケカの大会ルールでは使えるカードに制限があります。

それは3年前に発売されたカードが使えなくなるというものです。

毎年1月にルールの更新があり、更新以降は3年前のカードを大会で使用できません。

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どの年に出たカードなのかは、カードの左下に記載されているアルファベットで確認することができ、2024年の大会で使えるのは「F」「G」「H」と記載されたカードです。

このルールがある以上、例えば来年の2025年に使えなくなるのは「F」と記載されているカードですが、今年「F」のカードを再販しても直ぐに大会で使えなくなってしまいます。

そのため、ポケカでは翌年に大会で使えなくなるカードを基本再録、再販しない傾向にあり、このことから発売されてから3年が経過する前の年には絶版になっていることが多いです。

対戦環境で使われると少し高騰の可能性がある

ミモザはレギュレーションが「G」となっており、2025年のレギュレーションでも使用することができるカードとなっています。

レギュレーションが変わり、対戦環境や競技シーンで採用されることが増えてくるとSARミモザ自体も少し高騰する可能性もあるでしょう。

しかし、対戦環境であればSARを使う必要もないため、ミモザSARが一気に高くなる!という可能性は低いので注意しましょう。

ミモザ(SAR)が高かった理由

カードの性能が良く対戦環境でも注目を浴びた

ミモザSARは見た目の人気も高いですが、カード自体の性能が良く、対戦環境でも注目を集めたので初動に高額な値段が付けられた要因となっています。

ミモザの効果はトラッシュから5枚を山札に戻し、その後3枚を山札から引けるという当時は異例なカードだったため、コレクターだけでなく対戦を中心とするユーザーからも期待値が高かった存在でした。

SARは封入率が低いため入手が困難だった

バイオレットexのSARの封入率は「6boxに1枚」となっており、ミモザSARを1点狙いしようと思うと確率は3.3%しかありません。

ミモザSAR自体が市場に流通している枚数が、他のレアリティのカードに比べて少なかったこともミモザSARが初動で高騰した原因にもなっています。

スカーレット&バイオレットでも人気が高いキャラ

ミモザはゲームの「スカーレット&バイオレット」で初めて登場したキャラとなっており、声優は「平松晶子」さんが担当していました。

ミモザはスカーレット&バイオレットの主要人物の紹介には記載がされていないキャラですが、ミモザの容姿とセリフのギャップによってミモザに心を惹かれた!という方は少なくないはずです。

主要人物ではありませんが圧倒的な存在感でミモザのファンになった方は多く、そういった方からの人気も相乗効果となってミモザSARの価値は高まっていたでしょう。

「こまやま明」さんがイラストを担当

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ミモザSARのイラストは、人気イラストレーターの「こまやま明」さんが担当しています。

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こまやま明さんは、これまでにもポケモンカードのイラストを多く描いており、ミモザSARと同じサポートカードだと「カエデ」や「アオキ」、「管理人」など様々なイラストを担当されています。

▷こまやま明さんのTwitterはこちら

ミモザ(SAR)の基本情報

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カードの種類サポート/トレーナーズ
レギュレーションG
型番sv1V 105/078
レアリティSAR
イラストレーターAkira Komayama(こまやま明)
効果
自分のトラッシュからポケモンを5枚まで選び、相手に見せて、山札にもどして切る。
その後、山札を3枚引く。

トラッシュから山札にポケモンを戻せる珍しいカード

ミモザの効果はトラッシュから山札にポケモンを戻せる珍しいカードとなっています。

現在の環境メタデッキではドロー系カードとして使われることは少ないですが、今後登場するカードと相性が良ければ採用されるケースも増えてくるでしょう。

レギュレーション落ちまで猶予があるので、今後の活躍に期待しましょう。

ミモザSARの入手方法は?どのパックを買えば良いのか

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収録パック発売日
バイオレットex 2023年1月20日

ミモザSARは、2023年1月20日に発売されたスカーレット&バイオレット拡張パック「バイオレットex」に収録されています。

同時に発売された「スカーレットex」からは入手ができないので、ミモザSARを狙いたい場合は必ず「バイオレットex」を購入するようにしましょう。

ミモザSARの封入率(パックから出る確率)

レア封入率種類1点狙い確率
(box購入)
UR 10box/1枚 3種 約3.3%
SAR 6box/1枚 5種 約3.3%
SR 1box/1枚 10種 約10%
AR 1box/3枚 12種 約25%
RR 1box/4枚 6種 約66.6%

SARは大体5~6BOXに1枚の確率で封入されているレアリティとなっており、3万円使って1枚入手できるか?といった非常に低い確率となっています。

バイオレットexにはSARが5種類あるため、1BOX買った場合にミモザのSARが出る確率は約3.3%となっており、せっかくSARが出たけどミモザではなかった!ということもあり得るので注意しましょう。

ミモザSARとSRのイラストの違い

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SAR

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SR

ミモザSRは「佐久間さのすけ」さんがイラストを担当しており、SARと比べて雰囲気が落ち着いて見えるようなイラストが描かれています。


SARはミモザの慌てているような姿がとても可愛らしいイラストで、デザインなどもすごくオシャレで思わず飾っておきたくなるような1枚になっています。

なぜPSA鑑定で価格が上がる?

通販やネットでも安心して取引できる

PSA鑑定済みのカードは、状態が保証されているのが一番の強みでしょう。

ネットや通販でカードを購入する場合、店頭のように実際の状態をしっかりと確認することができないため、思っていたよりも状態が悪いカードが届く可能性があります。

しかし、PSA9やPSA10の鑑定済みカードであれば、基本空けることのできないケースに入った状態のまま発送されることになるので、傷の心配をする必要がありません。

通販やネットでの取引でも安心して行えるので、鑑定されていないカードよりも値段を付けやすいという特徴があります。

PSA10の希少性が高い

PSA鑑定では、PSA1〜PSA10まででカードの状態にグレードが付けられます。

中でもPSA10の個体は初期傷やセンタリング、裁断痕といった、パックを空ける前の状態から決まっているようなカードの状態すらも重要になるという厳しい審査を乗り越えないと付かないため希少性が非常に高いです。

そのため、PSA9かPSA10かでも大きく価値が変動し、カードによってはPSA10で倍以上の値段が付くものもあります。

鑑定自体にかなりお金がかかる

鑑定のプランや、鑑定して貰うカードの価格によっても値段が変わってきますが、一番安い「バリューバルク」でも1枚あたり2,640円の費用がかかります。

そのため、PSA鑑定自体にかかる分の金額がPSA鑑定品の取引価格に上乗せされます。

まとめ

本記事ではミモザSARの買取価格や今度の高騰予想を主に紹介してきました。

ミモザSARはポケカバブルを際立たせた存在となっていましたが、直近では販売価格も下がってきており、購入が検討しやすいラインまで下がったでしょう。

それでもPSA10となると十分に高いカードとなっているので、購入の際は細心の注意を払って購入を行なうようにしましょう。