大口の沼(UR)買取価格と相場｜今後高騰していく？

2024/10/25

ポケモンカード「大口の沼UR(パラダイムトリガー)」の買取価格や相場情報をまとめています。

高騰予想や高値で取引されている理由などについても解説しているので、大口の沼(UR)の値段について知りたい方は是非参考にしてください。

大口の沼(UR)の販売・買取価格　

※価格は8/10時点のフリマサイトやカードショップの取引履歴から調査

時期	買取価格	販売価格
【最新】2024年8月	200円	600円

大口の沼(UR)の店舗での販売価格は大体500円〜600円前後となっています。

状態が悪いカードであればフリマサイトなどで400円前後で購入することも可能ですが、美品になるとフリマサイトでも店舗の販売価格と同程度で取引が行われています。

買取価格は200円前後をつけている店舗が多いですが、カードの状態や買取に出す店舗によっては200円未満の値段が提示される可能性もあるのでご注意ください。

大口の沼(UR)の相場変動

最高価格	1,600円
最低価格	600円

大口の沼(UR)は、パラダイムトリガーの発売直後に1600円前後の価格がついていましたが、右肩下がりで価格は下落していき、現在は600円前後で購入できます。

大口の沼自体が、ヒスイゾロアークVSTARデッキ専用のようなカードなので、ヒスイゾロアークを環境で見なくなるにつれて価格が下がっていったと考えられます。

他のレアリティの販売価格

他のレアリティ
大口の沼(U)
価格:50円

大口の沼は、ノーマルのアンコモンとURの2種類のレアリティが存在します。

デッキで使いたいだけであればノーマルが安価で購入できるのでおすすめです。

大口の沼(UR)は今後高騰していく？

レギュ落ち後に価格が暴落することが予想される

大口の沼は「スタジアム」のため、コレクション需要はほぼないカードです。

その価値のほとんどはプレイヤー向けの需要で保たれているため、来年の1月で(※)レギュ落ちした後は、カードの価格が暴落することが予想されます。

基本的にはそれまでの間限定で、価格の変動を繰り返すことが予想され、使用不可になった後は価格が落ちていくと考えられます。

(※)レギュ落ちとは？

現在最もメジャーなポケカの大会ルールでは使えるカードに制限があります。

それは3年前に発売されたカードが使えなくなるというものです。

毎年1月にルールの更新があり、更新以降は3年前のカードを大会で使用できません。

直近数年のカードのみを使ったこの「スタンダードレギュレーション」は、昔のカードを使わなくていいため初心者が入りやすいこと、運営側がカードを売りやすくなること、環境の管理をしやすいなどといったメリットが挙げられます。

どの年に出たカードなのかは、カードの左下に記載されているアルファベットで確認することができ、現在の2024年シーズンの大会で使えるのは「F」「G」「H」と記載されたカードです。

来年はこの中から「F」のカードが使えなくなり、2026年には「G」、2027年には「H」のカードが通年通り進めば使えなくなることになります。

大口の沼はレギュレーション「F」に該当するカードのため、2024年の1月ごろの更新で使用できなくなる可能性が高いです。(再録する可能性はある※極低)

環境で使われる可能性も低い

コレクション需要での高騰が見込めないとなると、大会で活躍するデッキに採用されることによる高騰に期待するしかありません。

大口の沼は、ダメカンが乗っている自分のポケモンの数だけワザのダメージが上がるヒスイゾロアークVSTARと相性がいいカードで、ほぼヒスイゾロアーク専用のカードとなっています。

今後、ヒスイゾロアークが環境に復権する可能性もなくはないですが、レギュ落ちで活躍する前に使えなくなる可能性の方が高いでしょう。

大口の沼(UR)を買った方が良いタイミング

欲しいならすぐ購入しても損する可能性は低い

URのカードを1点狙いで当てる確率は低く、期待値的には約10万円分以上のパックを剥いてようやく当たる計算になります。

UR自体のそもそもの封入率の低さから、これ以上価格が下がるとは考えにくいです。

そのため、購入後に価格が多少下落したとしても、今後の伸び代の期待値の方が高いと予想しています。

欲しい場合は、今の相場で購入してもそこまで損をすることはないでしょう。

パラダイムトリガーの再販タイミングもおすすめ

パラダイムトリガーが現在販売している在庫が各店舗からなくなった後は、大口の沼(UR)が高騰する可能性があるので、購入する際は注意しましょう。

高騰していた場合は、そのタイミングでは大口の沼(UR)は買わずに、パラダイムトリガーの再販タイミングを待てば安く買える確率が高くなります。

ただし、パラダイムトリガーの再販はまもなく終了する可能性が高いです。

大口の沼(UR)を売るべきタイミング

今のうちに売っても問題なし

大口の沼(UR)は、直近数ヶ月はほとんど価格の変動がないため、当分の間は現状の価格に落ち着くと思われます。

すぐにお金にしたい場合は、お店の買取価格などをチェックし、高い買取をつけている店舗を見つけて売却しましょう。

寝かせても高騰する可能性は低い

これまでの相場から、高騰したとしても1,000円程度で収まる可能性が高く、大幅な高騰は見込めません。

来年以降でパラダイムトリガーが絶版になり、出品数が枯れてきたら徐々に高騰する可能性も考えられますが、数年待っても数百円程度の値上がりにしかならない可能性の方が高いでしょう。

大口の沼(UR)の基本情報

カードの種類	トレーナーズ/スタジアム
レギュレーション	F
型番	s12 125/098
レアリティ	UR
イラストレーター	Oswaldo KATO

効果
おたがいのプレイヤーは、それぞれ、手札からたねポケモンをベンチに出すたび、そのポケモンにダメカンを2個のせる。スタジアムは、自分の番に1枚だけ、バトル場の横に出せる。別の名前のスタジアムが場に出たなら、このカードをトラッシュする。

ヒスイゾロアークと相性がいいスタジアム

大口の沼は、お互いが手札からたねポケモンを出した時に、そのポケモンにダメカンを2このせるという効果を持ったスタジアムです。ヒスイゾロアークVSTAR RRR-w60

大口の沼と特に相性がいいのが「ヒスイゾロアークVSTAR」です。

ヒスイゾロアークは、ワザ【のろいをきざむ】で、自分の場のダメカンが乗っているポケモンの数だけ打点が上がります。

大口の沼を使えば自前でダメカンが乗っているポケモンを増やせるので、ゾロアークの打点を伸ばすためのコンボとして強力です。

他にも、ダメカンが乗っているポケモンの特性を消せる「ディンルーex」とも相性がよく、ダメカンが前提となっている効果とのくっつきがいいカードです。

現在のカードプールと相性が悪い

現在のポケカ環境では、ポケモンを展開する手段が山札から直接場に出す「ネストボール」や「なかよしポフィン」が主流になっているため、それらの手段で場に出した際には大口の沼でダメカンを乗せることができないのが難点になっています。

大口の沼(UR)の入手方法は？何に入ってる？

収録パック	発売日
パラダイムトリガー	2022年10月21日

大口の沼(UR)は、2022年10月21日に発売された「パラダイムトリガー」に収録されています。

関連記事

▷ パラダイムトリガー当たりランキングはこちら！

大口の沼(UR)の封入率(パックから出る確率)

レアリティ	封入率	種類	確率
UR	10box/1枚	全3種類	約3.3％
HR	5box/1枚	全8種類	約2.5％
SA	4box/1枚	全4種類	約6.2％
UR	2.2box/1枚	全12種類	約3.7％
RRR	1box/2枚	全4種類	約50.0％
RR	1box/4枚	全8種類	約50.0％

「UR」は大体10BOXに1枚の確率で封入されているレアリティです。

パラダイムトリガーにはURが3種類あるため、1BOX買った場合に大口の沼のURが出る確率は約3.3%となっており、1点狙いで入手できる確率はかなり低くなっています。

どうしても大口の沼のURだけが欲しいという方はシングルで購入した方が、確実にboxを買うよりも出費を抑えることができるでしょう。

「加藤オズワルド」さんがイラストを担当

大口の沼(UR)のイラストは、「加藤オズワルド」さんが担当しています。

「加藤オズワルド」さんは、2021年頃からポケカのイラスト制作に携わっており、スタジアムのカードだけでなく、ポケモンのイラストなども多く描いています。

▷加藤オズワルドさんのXはこちら

担当カードの一部

加藤オズワルドさんはこれまでに「152件」のポケカのイラストを描いています。

「ガブリアスex(SAR)」や「オリジンパルキアV(SR)」、「ザクロ(SAR)」なども加藤オズワルドさんがイラストを担当したカードとなっています。

▷加藤オズワルドさんが描いたカード一覧はこちら

大口の沼(UR)に関するまとめ

大口の沼(UR)は、登場当初はヒスイゾロアークが環境で活躍していたこともあって一定の価格がついていましたが、環境で見なくなるのと同時に価格は下落していきました。

コレクション需要もほぼないカードのため、来年のレギュ落ちでさらに価格が下がることが予想されます。必要ない場合は今すぐにでも売却した方がいいでしょう。