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ピカチュウAR

ピカチュウAR(Vユニ)PSA10の買取価格と相場

2024/09/30

ポケモンカード「ピカチュウAR(Vスターユニバース)」PSA10の買取価格や相場情報をまとめています。

ピカチュウAR9枚セットの価格、高騰予想などについても解説しているので、ピカチュウARの値段について知りたい方は是非参考にしてください。

ピカチュウAR(Vユニ)PSA10の販売・買取価格

ピカチュウ-w60 ※価格は9/2時点のフリマサイトやカードショップの取引履歴から調査

時期買取価格販売価格
【最新】
2024年9月
15,000円17,000円

ピカチュウAR(Vユニ)PSA10の相場変動

最高価格90,000円
最低価格17,000円

ピカチュウAR(Vスターユニバース)は2023年5月頃に9万を越える販売価格を記録しましたが、その後は1万円台まで価格が騰落している状況です。

フリマサイトなどの価格も1万3千円から2万円の範囲で取引が行なわれています。

非鑑定品との価格比較

PSA10美品
最高価格90,000円 17,000円
最低価格50,000円 12,000円

ピカチュウARは非鑑定品とPSA10で大きな差がついておらず、約5千円程度の価格差となっている状況が続いています。

価格が暴騰した際は美品とPSA鑑定がついているもので2倍程度の差がありましたが、直近は価格変動が落ち着いてきている状況のため、未鑑定品との差がそこまでついていないのでしょう。

ピカチュウAR(Vユニ)のエラーカードはいくら?

※価格は9/2時点のフリマサイトやカードショップの取引履歴から調査

販売価格(最低)販売価格(最高)
販売なし販売なし

ピカチュウAR(Vユニ)はエラーカードの取引が行なわれておらず、Xなどでもエラーカードの情報が出回っていないので、エラーカード自体が存在していない可能性があります。

エラーカードとは?

エラーカードとは、何かしらの理由で印刷に不備があり、通常とは若干異なるデザインになっているカードのことです。

不備が見つかり次第、以降の印刷では修正されるため、希少性が高く、高値でやり取りされる傾向があります。

▼エラーカードを見分けるための4つのチェックポイント

  • ・カード内の表記が異なるかどうか
  • ・カードの枠線の幅は均等かどうか
  • ・レリーフ加工されているかどうか
  • ・各レア度に準拠した加工がされているか
    →URは全体が金、HRは全体が虹色、SRは縁がレリーフなど

海外版のピカチュウAR(Vユニ)はどのくらいの価格?

ピカチュウ-w60 ※価格は9/2時点のフリマサイトやカードショップの取引履歴から調査

販売価格
SR(英語版)1,500円
SR(ポルトガル版)2,000円

海外版のピカチュウARは1000円から2000円程度で販売されています。

海外では約47ドルでピカチュウARが販売されており、日本円に換算すると約7400円程度で購入することができるようです。

ピカチュウAR9枚セットの買取・販売価格

AR9枚-w60

買取価格販売価格
10,000円~17,000円13,000円~36,000円

ピカチュウAR9枚セットの価格は13,000円から36,000円程度で販売されており、PSA鑑定10のセットだと価格が高くなる傾向となっています。

AR9枚セット個別での販売価格

直近の販売価格
リオル-w70約500円チルット-w70約700円ヨマワルAR-w70約500円
ビッパ-w70約3,000円ピカチュウ-w70約10,000円ナエトル-w70約800円
パラス-w70約500円ポチエナ-w70約500円メリープ-w70約800円

9枚セットのカードはピカチュウの販売価格が高く、それ以外はそこまで高価なカードになっていないので集めやすいでしょう。

「ビッパ」が少し高い理由としては直近の対戦環境で採用されていることが多くなっているため、カード自体の価値が少し高くなっていることが原因です。

AR9枚セットとは?

1パックの中にARが9枚入っているパックが当たることがあります。

AR9枚セットは9枚で1枚のイラストが完成する素敵な仕組みとなっており、その希少性からも高額で取引が行なわれています。

一説にはAR9枚パックが当たる確率は50〜100BOXに1パックといわれているため、確率的には1〜2%程ということになります。

ピカチュウAR(Vスタ)が高い理由

ピカチュウがポケモンの中でも人気が高いため

ポケモンの中でも「ピカチュウ」は特別な存在で、ポケモンを知っている人は勿論ですが、ポケモンを遊んだことがない人でも一度は聞いたことがある存在でしょう。

それらの影響もあってピカチュウのカードは高値が付けられやすく、限定で入手できたピカチュウのポケカは軒並み高額なカードとなっています。

ピカチュウARも貴重なアートレアという枠となっており、封入率が非常に低いため、希少性を加味して値段が高くなっています。

Vスターユニバースの再販が本格的に行なわれていないため

Vスターユニバースは2022年に発売されたboxということもあり、最近は再販が本格的に行なわれていないことが現在もピカチュウARが高い理由でしょう。

2024年に入ってからも少しずつですが再販されており、5月下旬にはポケモンセンターオンラインでも1人5パック限定で再販されました。

ポケセンオンラインではボックスでの再販はなかったため、未開封ボックスはまだ定価以上で取引されているので、今後もピカチュウARの価格が急落することはないでしょう。

「斉藤コーキ」さんがイラストを担当

斉藤コーキ ▷斉藤コーキさんのXはこちら

ピカチュウARのイラストは、人気イラストレーターの「斉藤コーキ」さんが担当しています。

代表的なカード
かがやくリザードン-w70ニャオハ-w70カビゴン-w70

斉藤コーキさんはポケモンカード公認イラストレーターさんで、昔から多くのポケカのイラストを手がけており、可愛らしい姿のポケモンを描いたカードが非常に人気が高いです。

AR9枚セット全てのカードを斉藤コーキさんが描いており、これまでに600枚以上のポケモンカードを描いている大人気のイラストレーターさんです。

ピカチュウのカードもこれまでに37枚も描いており、プロモカードなどの高額なピカチュウのカードを世に送り出していることもピカチュウARが高い理由の1つでしょう。

ピカチュウAR(Vスタ)は今後高騰する?

Vスターユニバースが絶版になると更に高値になる

ポケカのパックは発売されてから(※)2年程度で絶版になる傾向にあります。

Vスターユニバースは2022年の12月2日に発売されたパックのため、今年の12月になると再販が途切れ、絶版になる可能性が高いです。

パックが絶版になるということは、市場にこれ以上のピカチュウARが増えないということになるため、市場にある分を欲しいユーザー同士で取り合うことになります。

市場に出ている分のピカチュウARが無くなっていけば、その分需要に対して価格は釣り上がっていくため、Vスターユニバースが絶版になってから高騰する可能性は高いでしょう。

なぜ2年で絶版になるの?

現在最もメジャーなポケカの大会ルールでは使えるカードに制限があります。

それは3年前に発売されたカードが使えなくなるというものです。

毎年1月にルールの更新があり、更新以降は3年前のカードを大会で使用できません。

aaa-w60

どの年に出たカードなのかは、カードの左下に記載されているアルファベットで確認することができ、2024年の大会で使えるのは「F」「G」「H」と記載されたカードです。

このルールがある以上、例えば来年の2025年に使えなくなるのは「F」と記載されているカードですが、今年「F」のカードを再販しても直ぐに大会で使えなくなってしまいます。

そのため、ポケカでは翌年に大会で使えなくなるカードを基本再録、再販しない傾向にあり、このことから発売されてから3年が経過する前の年には絶版になっていることが多いです。

ピカチュウのカードは人気が高いので高騰する可能性が高い

ピカチュウの高額カード
ピカチュウ-w70約400万円ピカチュウ-w70約50万円ピカチュウ-w70約40万円

ピカチュウのカードは入手が難しいカードに関しては高値で販売されており、希少性の高いカードは数百万円の値が付けられるほどの価値があります。

それでも購入する人がいるほどピカチュウのカードは人気が高いため、ピカチュウARも今後は更に高騰する可能性があるでしょう。

ピカチュウARの入手が困難なため希少性が高くなる

ピカチュウARは入手するのが困難で、AR9枚パックでなければ入手することができないため、将来的には更に高い価値がつけられる可能性が高いです。

現在は市場に出回っていますが、ポケカバブルが落ち着いた影響もあるので、再びポケカバブルが戻ってきた場合は、入手が更に難しくなり高騰するでしょう。

ピカチュウAR(Vスタ)の基本情報

ピカチュウ-w60

カードの種類ポケモン/たね
レギュレーションF
型番s12a 205/172
レアリティAR
イラストレーターKouki Saitou
(斉藤コーキ)
特性
【ピカダッシュ】

このポケモンにエネルギーがついているなら、このポケモンのにげるためのエネルギーは、すべてなくなる。
ワザ
雷×1 無色×2【きまぐれタックル】50

コインを1回投げウラなら、このワザは失敗。

次回のレギュレーション更新で使用ができなくなる

ピカチュウARのレギュレーションは「F」となっており、次回のレギュレーション更新では使用ができなくなるので注意しましょう。

また、現状ではピカチュウを使用する環境は流行っていないので、基本的にはコレクションとして集めるのがメインとなっています。

ピカチュウARのはどのパックに入っている?

Vユニ-w60

収録パック発売日
ハイクラスパック
VSTARユニバース
2022年12月2日

ピカチュウARは、2022年12月2日に発売された「Vスターユニバース」に収録されています。

Vスターユニバースはハイクラスパックとなっており、これまでに発売されたハイクラスパックは絶版になった後は高値で取引されているため、Vスターユニバースも絶版になった後に高騰する可能性があります。

ピカチュウARの封入率(パックから出る確率)

レア封入率種類1点狙い確率
(box購入)
UR 10box/1枚 4種 約2.5%
SAR
サポ
5box/1枚 4種 約2.5%
SAR
ポケ
1box/1枚 24種 約4.1%
SR
サポ
4box/1枚 6種 約4.1%
SR
エネ
1box/1枚 8種 約12.5%
K 1box/1枚 6種 約16.6%
AR 1box/3枚 36種 約8.3%
RRR 1.3box/1枚 17種 約11.7%
RR 1box/4枚 30種 約13.3%

ピカチュウARが入っているAR9枚パックが当たる確率は50〜100BOXに1パックといわれているため、確率的には1〜2%程ということになります。

実際にboxを買って当てる!ということは不可能に近い確率となっているので、どうしてもピカチュウARが欲しい場合は店舗やフリマサイトなどで購入する方が良いでしょう。

なぜPSA鑑定で価格が上がる?

通販やネットでも安心して取引できる

PSA鑑定済みのカードは、状態が保証されているのが一番の強みでしょう。

ネットや通販でカードを購入する場合、店頭のように実際の状態をしっかりと確認することができないため、思っていたよりも状態が悪いカードが届く可能性があります。

しかし、PSA9やPSA10の鑑定済みカードであれば、基本空けることのできないケースに入った状態のまま発送されることになるので、傷の心配をする必要がありません。

通販やネットでの取引でも安心して行えるので、鑑定されていないカードよりも値段を付けやすいという特徴があります。

PSA10の希少性が高い

PSA鑑定では、PSA1〜PSA10まででカードの状態にグレードが付けられます。

中でもPSA10の個体は初期傷やセンタリング、裁断痕といった、パックを空ける前の状態から決まっているようなカードの状態すらも重要になるという厳しい審査を乗り越えないと付かないため希少性が非常に高いです。

そのため、PSA9かPSA10かでも大きく価値が変動し、カードによってはPSA10で倍以上の値段が付くものもあります。

鑑定自体にかなりお金がかかる

鑑定のプランや、鑑定して貰うカードの価格によっても値段が変わってきますが、一番安い「バリューバルク」でも1枚あたり2,640円の費用がかかります。

そのため、PSA鑑定自体にかかる分の金額がPSA鑑定品の取引価格に上乗せされます。

まとめ

AR9枚セットで話題となったピカチュウARについて本記事では紹介してきました。

封入率の低さから希少価値の高いピカチュウARですが、最近は価格も落ち着いてきた影響で以前よりも入手しやすい環境になりました。

それでも高額カードとなっているので、購入を検討している方は価格相場の推移をしっかりと確認してから買うようにしましょう。