
【ポケカ】「ワザの効果を受けない」とは?どんな条件が該当する?
2024/11/26
ポケモンカードの「ワザの効果を受けない」効果についてまとめていきます。
無効化できるワザの効果を、実際のカードを例として挙げながら解説しています。
ワザのダメージとワザの効果の違いや処理順の解説、「ワザの効果を受けない」効果を持っているカードを一覧で掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
そのうち、「ワザの効果」部分を無効化できるのが「ワザの効果を受けない」という効果です。
例として、上記の「マスカーニャ」が持っている《トリックマント》を、「ワザの効果を受けない」効果がかかっているポケモンが受けた場合の処理を見てみましょう。
ワザを処理する順番は、
1.ワザのダメージ
2.ワザの効果
3.ダメージを受けたときにはたらく相手のポケモンの効果
4.きぜつ処理
という4つの手順を踏んでいきます。
まず初めに、ワザ《トリックマント》には40点のダメージがあるため、これはそのまま受けることになります。
次にワザの効果部分である「相手のバトルポケモンのエネルギーを1個手札に戻す」という効果が発動します。
この時、対象に選ばれたポケモンが「ワザの効果を受けない」効果を持っているため、エネルギーを手札に戻す効果は不発になり、エネルギーが手札に戻されることはありません。
このように「ワザのダメージ」は無効化できず、「ワザの効果」だけ無効化できるのが「ワザの効果を受けない」という効果です。
「じゃあ、ワザの文章部分を全部受けなくなる効果ってこと?」という効果にも見えますが、実はそういうわけではありません。
例として、今度は「かがやくゲッコウガ」の《げっこうしゅりけん》を挙げて解説していきます。
ポケカでは、ワザ《げっこうしゅりけん》のように、ワザ名の右側ではなく、文章部分に「〇〇ダメージ」と数値が記載されているものがあります。
これもワザの効果ではなく、「ワザのダメージ」になります。 扱いとしては、ワザ名の右側に数値が記載されているものと同じになります。
そのため、「ワザの効果を受けない」効果で、ワザの文章部分に書いてあるダメージを無効化することはできません。
また、一部のワザの説明文に書かれている[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]という効果も、ワザのダメージの一環として扱われます。
「ワザの効果を受けない」効果を持っていても抵抗力は働きません。
文章部分のダメージを無効化できないのと似た要素で、「パオジアンex」の《ヘイルブレード》のような”条件を満たすことで加算されるダメージ”部分も無効化することはできません。
数値部分が「〇〇+」や「〇〇×」のように記載されているワザのことです。
「ワザの効果を受けない」効果は、”自身が受ける効果を無効化しているに過ぎない”ため、相手のポケモンがワザの効果で受けた恩恵自体を無効化することはできません。
実質的にダメージを受けることになるワザの中でも、いくつか「ワザの効果を受けない」効果で無効化することができるものがあります。
一つ目が「ダメカンをのせる」系のワザです。
ヤミラミの《ロストマイン》のように、ダメカンを直接相手のポケモンに乗せるという効果を持つワザがあります。
これは、ワザの効果扱いになるため、「ワザの効果を受けない」効果を持っているポケモンにはダメカンを乗せることができません。
次に実質的にダメージを無効化できるのが、トドロクツキexの《くるいえぐる》や、ギラティナVSTARの《スターレクイエム》による「きぜつさせる」効果です。
これらは相手のポケモンのHPがどれだけ残っていようと問答無用で倒すことができる強力なワザですが、「ワザの効果を受けない」効果を持っているポケモンには無力です。
「相手のバトルポケモンをきぜつさせる。」はワザの効果扱いになるため、この効果による影響を受けることはありません。
ワザの効果部分で「どく」「やけど」「ねむり」「マヒ」「こんらん」の特殊状態を付与する効果も「ワザの効果を受けない」効果で無効化することができます。
例としてキラフロルexのワザ《ポイズンジェム》を受けた場合、ダメージ部分の140点は受けることになりますが、「どくにする」効果は無効化することができるため、どく状態になる事はなく、ポケモンチェックでダメージを受けることもありません。
効果を与えられた後に受ける「ワザの効果」は無効化できますが、それ以前に受けた効果はなくなりません。
「ワザの効果を受けない」効果は、その効果を受けているポケモンだけが恩恵を受けられる効果です。
「相手は〇〇する」や、「相手は〇〇できない」といった、プレイヤー自体にかかる効果を防ぐ事はできません。
▼ ポケカレおすすめ記事の一覧
無効化できるワザの効果を、実際のカードを例として挙げながら解説しています。
ワザのダメージとワザの効果の違いや処理順の解説、「ワザの効果を受けない」効果を持っているカードを一覧で掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
ワザのダメージ以外を無効化できる効果
ポケモンカードのワザには、「ワザのダメージ」と「ワザの効果」の2種類の要素があります。そのうち、「ワザの効果」部分を無効化できるのが「ワザの効果を受けない」という効果です。

例として、上記の「マスカーニャ」が持っている《トリックマント》を、「ワザの効果を受けない」効果がかかっているポケモンが受けた場合の処理を見てみましょう。
ワザ:トリックマント
のぞむなら、相手のバトルポケモンについているエネルギーを1個選び、相手の手札にもどす。
ワザを処理する順番は、
1.ワザのダメージ
2.ワザの効果
3.ダメージを受けたときにはたらく相手のポケモンの効果
4.きぜつ処理
という4つの手順を踏んでいきます。
まず初めに、ワザ《トリックマント》には40点のダメージがあるため、これはそのまま受けることになります。
次にワザの効果部分である「相手のバトルポケモンのエネルギーを1個手札に戻す」という効果が発動します。
この時、対象に選ばれたポケモンが「ワザの効果を受けない」効果を持っているため、エネルギーを手札に戻す効果は不発になり、エネルギーが手札に戻されることはありません。
このように「ワザのダメージ」は無効化できず、「ワザの効果」だけ無効化できるのが「ワザの効果を受けない」という効果です。
効果に記載されているダメージは受ける

「じゃあ、ワザの文章部分を全部受けなくなる効果ってこと?」という効果にも見えますが、実はそういうわけではありません。
例として、今度は「かがやくゲッコウガ」の《げっこうしゅりけん》を挙げて解説していきます。
ワザ:げっこうしゅりけん
このポケモンについているエネルギーを2個トラッシュし、相手のポケモン2匹に、それぞれ90ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
ポケカでは、ワザ《げっこうしゅりけん》のように、ワザ名の右側ではなく、文章部分に「〇〇ダメージ」と数値が記載されているものがあります。
これもワザの効果ではなく、「ワザのダメージ」になります。 扱いとしては、ワザ名の右側に数値が記載されているものと同じになります。
そのため、「ワザの効果を受けない」効果で、ワザの文章部分に書いてあるダメージを無効化することはできません。

また、一部のワザの説明文に書かれている[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]という効果も、ワザのダメージの一環として扱われます。
「ワザの効果を受けない」効果を持っていても抵抗力は働きません。
ダメージを追加する効果も無効化できない

ワザ:ヘイルブレード
自分の場のポケモンについている水エネルギーを好きなだけトラッシュし、その枚数×60ダメージ。
文章部分のダメージを無効化できないのと似た要素で、「パオジアンex」の《ヘイルブレード》のような”条件を満たすことで加算されるダメージ”部分も無効化することはできません。
数値部分が「〇〇+」や「〇〇×」のように記載されているワザのことです。
「ワザの効果を受けない」効果は、”自身が受ける効果を無効化しているに過ぎない”ため、相手のポケモンがワザの効果で受けた恩恵自体を無効化することはできません。
ダメカンを乗せる系の効果は無効化できる

実質的にダメージを受けることになるワザの中でも、いくつか「ワザの効果を受けない」効果で無効化することができるものがあります。
一つ目が「ダメカンをのせる」系のワザです。
ワザ:ロストマイン
このワザは、自分のロストゾーンにカードが10枚以上あるときにしか使えない。ダメカン12個を、相手のポケモンに好きなようにのせる。
ヤミラミの《ロストマイン》のように、ダメカンを直接相手のポケモンに乗せるという効果を持つワザがあります。
これは、ワザの効果扱いになるため、「ワザの効果を受けない」効果を持っているポケモンにはダメカンを乗せることができません。
きぜつさせる効果を無効化できる

次に実質的にダメージを無効化できるのが、トドロクツキexの《くるいえぐる》や、ギラティナVSTARの《スターレクイエム》による「きぜつさせる」効果です。
ワザ:くるいえぐる
相手のバトルポケモンをきぜつさせる。その後、このポケモンに200ダメージ。
これらは相手のポケモンのHPがどれだけ残っていようと問答無用で倒すことができる強力なワザですが、「ワザの効果を受けない」効果を持っているポケモンには無力です。
「相手のバトルポケモンをきぜつさせる。」はワザの効果扱いになるため、この効果による影響を受けることはありません。
特殊状態系も無効化できる

ワザの効果部分で「どく」「やけど」「ねむり」「マヒ」「こんらん」の特殊状態を付与する効果も「ワザの効果を受けない」効果で無効化することができます。
ワザ:ポイズンジェム
相手のバトルポケモンをどくにする。
例としてキラフロルexのワザ《ポイズンジェム》を受けた場合、ダメージ部分の140点は受けることになりますが、「どくにする」効果は無効化することができるため、どく状態になる事はなく、ポケモンチェックでダメージを受けることもありません。
すでにかかってしまっている効果はなくならない
注意点として、すでにワザの効果で特殊状態を受けているポケモンが、何らかの効果で「ワザの効果を受けない」効果を与えられたとしても、特殊状態が回復する事はありません。効果を与えられた後に受ける「ワザの効果」は無効化できますが、それ以前に受けた効果はなくなりません。
プレイヤーにかかる効果は防ぐことができない

「相手は〇〇する」や、「相手は〇〇できない」といった、プレイヤー自体にかかる効果を防ぐ事はできません。
ワザ:とこやみ
次の相手の番、相手は手札からグッズを出して使えない。
ワザの効果を受けない効果を持つ代表的なカード
※現在のスタンダードレギュレーションで使えるカードのみ掲載カード | 効果 |
---|---|
![]() | フレアヴェール このポケモンは、相手のポケモンが使うワザの効果を受けない。 |
![]() | まもりのきんし このポケモンがいるかぎり、エネルギーがついている自分のポケモン全員は、相手のポケモンが使うワザの効果を受けない。(すでに受けている効果は、なくならない。) |
![]() | このカードは、ポケモンについているかぎり、エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
このカードをつけているポケモンは、相手のポケモンが使うワザの効果を受けない。(すでに受けている効果は、なくならない。) |
![]() | へいきなしぼう このポケモンは、相手のポケモンが使うワザの効果を受けない。 |
![]() | ひかりのはどう 次の相手の番、このポケモンは相手のポケモンが使うワザの効果を受けない。 |
▼ ポケカレおすすめ記事の一覧