ユウリ(SR)PSA10の買取価格と相場|売るべきタイミングはいつ?
2024/11/20
ポケモンカード「ユウリSR(VMAXクライマックス)」PSA10の買取価格や相場情報をまとめています。
ユウリSRを売るべきタイミングや横線についての解説、収録されているパックの情報なども掲載しているのでぜひ参考にしてください。
※価格は9/4時点のフリマサイトやカードショップの取引履歴から調査
ユウリ(SR)PSA10は最高で約10万円の価格が付けられましたが、そこから値下がりが続いて2024年6月には過去最低となる1万1千円での取引が行なわれています。
最高価格を記録した2023年6月と比較すると1/10まで価格の暴落が進み、騰落率は-89%と大きな値下がりを見せています。
非鑑定品は過去に4万円台で販売されており、PSA10と比較すると美品は半額程度で取引が行なわれることが主流となっていました。
2024年6月は美品でも最低価格が更新され、6千円台で取引が行なわれている状況が続いていますが、PSA10との価格差は以前と同様に2倍程度の価格差が付いています。
ユウリSRのエラーカードは、1枚12,000円〜110,000円で取引されています。
エラーカードの中でも特に希少価値の高いホロ抜けのユウリSRは高く取引が行なわれている傾向があり、現在も販売しているホロ抜けのユウリSRは約200,000円という高値で販売されています。
不備が見つかり次第、以降の印刷では修正されるため、希少性が高く、高値でやり取りされる傾向があります。
▼エラーカードを見分けるための4つのチェックポイント
ユウリSRが収録されているパック「VMAXクライマックス」も2021年に発売されたパックのため、横線が入っているカードが多く、ユウリSRにも横線が入っているものが市場に多く出回っています。
横線は初期傷のようなものですが、横線が入っていると価値が下がってしまうので、サポートデスクに出すと綺麗なカードと交換してもらえる場合があります。
※確実に交換してもらえるとは限らないので注意してください。
▷サポートデスクはこちらから
カードの中央横などに線が入っているので、しっかりと確認すれば見つけられます。
海外版のユウリSRは2,300円から3,500円で販売されています。
海外のユウリSRは「Gloria」という表記となっており、Gloria(SR)PSA10は41ドル(約6300円)と日本よりも安値で取引が行なわれています。
損切りを少しでも早くしたい場合であれば、少しでも値段が復調したタイミングで売却するのが良いですが、当分の間は値下がりが続いていくことが予想されるので、ポケカを投資目的で購入している方は注意しましょう。
ユウリSRは過去に高値で取引されていることもあり、再びポケカ市場が活発になれば以前のように高騰する可能性は高いので、現状は寝かせておくのが無難です。
ポケカに注目が集まれば普段ポケカを買わないユーザーからも注目が集まり、市場に再び活気が戻るので、ポケカ全体でカードの価格が値上がる可能性が高いでしょう。
そのため、シングルでの購入需要が高かったり、そもそも市場に出回っている数が多くなかったという点で販売価格が高く設定されていました。
VMAXクライマックスは2024年6月時点で約7,000円~12,000円で取引が行なわれており、ボックス自体の値段が高いこともユウリSRが高く取引されている原因です。
ボックス自体の価格が高いと、カードの最低価格もそれに合わせて高くなるため、ユウリSRの値段が下がってきている状況でも数万円で取引されています。
VMAXクライマックスは昨年2023年の再販以降は再販が行なわれておらず、2024年に入ってからは一度も定価で販売されている情報がありません。
また、VMAXクライマックスに入っていたカードは既にレギュレーション落ちになっているため、今後も定価で再販される可能性が低いので、ユウリSRは今後高騰していく可能性が高まっています。
パックが絶版になるということは、市場にこれ以上のユウリSRが増えないということになるため、市場にある分を欲しいユーザー同士で取り合うことになります。
過去に絶版となったボックスのカードが高騰するケースが多いので、ユウリSRが高騰する可能性を高めている要因にもなっています。
▷さいとうなおきさんのYouTubeチャンネルはこちら
ユウリSRは有名イラストレーターの「さいとうなおき」さんが担当しています。
さいとうなおきさんが描いたポケカはこれまでに高額で取引されているカードが多く、ユウリSRも将来的な期待値なども含まれたことが、高値で取引されていた要因にもなっているでしょう。
さいとうなおきさんはXのフォロワーも56万人おり、自身のYouTubeチャンネルも登録者55万人を越えるなど、絶大な人気と支持を受けているイラストレーターさんです。
さいとうなおきさんは、これまでにもポケモンカードのイラストを多く描いており、高額カードとして有名な「がんばリーリエ」や「ロイヤルマスク」、ポケモンカードゲーム 20th アニバーサリーフェスタを記念した「ピカチュウ」など様々なカードを担当しています。
今までに描いたポケカは325枚となっており、ポケカ界隈では知る人ぞ知る有名なイラストレーターさんと言えるでしょう。
そのため以前のデッキ環境では採用されるケースが多かったですが、現在はレギュレーション落ちになってしまっているため、スタンダードレギュレーションでは使用することができないので注意しましょう。
ユウリSRは、2021年12月3日に発売された「VMAXクライマックス」に収録されていたカードです。
VMAXクライマックスはハイクラスパックとなっており、1年に1回のみ販売される、その年の集大成となる豪華なパックです。
1パックの値段が550円となっており、封入されているカードは11枚と多く、通常のパックとは異なる仕様になっているのが特徴です。
VMAXクライマックスはSRの封入率が2boxで1枚と低い確率になっており、全部で23種類のSRカードが収録されていたため、ユウリ(SR)を1点狙いした場合の確率は2.1%と非常に低くなっています。
ネットや通販でカードを購入する場合、店頭のように実際の状態をしっかりと確認することができないため、思っていたよりも状態が悪いカードが届く可能性があります。
しかし、PSA9やPSA10の鑑定済みカードであれば、基本空けることのできないケースに入った状態のまま発送されることになるので、傷の心配をする必要がありません。
通販やネットでの取引でも安心して行えるので、鑑定されていないカードよりも値段を付けやすいという特徴があります。
中でもPSA10の個体は初期傷やセンタリング、裁断痕といった、パックを空ける前の状態から決まっているようなカードの状態すらも重要になるという厳しい審査を乗り越えないと付かないため希少性が非常に高いです。
そのため、PSA9かPSA10かでも大きく価値が変動し、カードによってはPSA10で倍以上の値段が付くものもあります。
そのため、PSA鑑定自体にかかる分の金額がPSA鑑定品の取引価格に上乗せされます。
今後の展望としては、2026年のポケカ30周年に向けて市場が活性化することが期待されるので、現時点ではすぐには売らずに様子見するのがおすすめです。
ユウリ SR PSA10の売却を検討している方は、以下の点に注意しましょう。
ユウリ(SR) PSA10は、今後も価値変動が予想されるカードです。 売却を検討している方は、最新の情報を確認しながら慎重に判断しましょう。
▼ ポケカレおすすめ記事の一覧
ユウリSRを売るべきタイミングや横線についての解説、収録されているパックの情報なども掲載しているのでぜひ参考にしてください。
ユウリ(SR)PSA10の販売・買取価格
※価格は9/4時点のフリマサイトやカードショップの取引履歴から調査
時期 | 買取価格 | 販売価格 |
---|---|---|
2024年9月 | 9,000円 | 13,000円 |
ユウリ(SR)PSA10の相場変動
最高価格 | 100,000円 |
---|---|
最低価格 | 11,000円 |
最高価格を記録した2023年6月と比較すると1/10まで価格の暴落が進み、騰落率は-89%と大きな値下がりを見せています。
PSA10と非鑑定品の価格比較
PSA10 | 美品 | |
---|---|---|
最高価格 | 100,000円 | 40,000円 |
最低価格 | 12,000円 | 6,000円 |
2024年6月は美品でも最低価格が更新され、6千円台で取引が行なわれている状況が続いていますが、PSA10との価格差は以前と同様に2倍程度の価格差が付いています。
ユウリSRのエラーカードはいくら?
※価格は9/4時点のフリマサイトやカードショップの取引履歴から調査販売価格(最低) | 販売価格(最高) |
---|---|
12,000円 | 110,000円 |
エラーカードの中でも特に希少価値の高いホロ抜けのユウリSRは高く取引が行なわれている傾向があり、現在も販売しているホロ抜けのユウリSRは約200,000円という高値で販売されています。
エラーカードとは?
エラーカードとは、何かしらの理由で印刷に不備があり、通常とは若干異なるデザインになっているカードのことです。不備が見つかり次第、以降の印刷では修正されるため、希少性が高く、高値でやり取りされる傾向があります。
▼エラーカードを見分けるための4つのチェックポイント
- カード内の表記が異なるかどうか
- カードの枠線の幅は均等かどうか
- レリーフ加工されているかどうか
- 各レア度に準拠した加工がされているか
→URは全体が金、HRは全体が虹色、SRは縁がレリーフなど
ユウリSRが収録されているパック「VMAXクライマックス」も2021年に発売されたパックのため、横線が入っているカードが多く、ユウリSRにも横線が入っているものが市場に多く出回っています。
横線は初期傷のようなものですが、横線が入っていると価値が下がってしまうので、サポートデスクに出すと綺麗なカードと交換してもらえる場合があります。
※確実に交換してもらえるとは限らないので注意してください。
▷サポートデスクはこちらから
横線はしっかりと目視で判断するしかない
横線を見分ける方法は自身の目でしっかりとカードを見て確認する以外の方法はないので、昔のカードを購入した際は必ず目視でチェックを行なうようにしましょう。カードの中央横などに線が入っているので、しっかりと確認すれば見つけられます。
海外版のユウリSRはどのくらいの価格になる?
※価格は9/4時点のフリマサイトやカードショップの取引履歴から調査国 | 販売価格 |
---|---|
SR(英語版) | 2,300円 |
SR(イタリア版) | 3,500円 |
SR(ドイツ版) | 3,500円 |
SR(フランス版) | 3,500円 |
海外のユウリSRは「Gloria」という表記となっており、Gloria(SR)PSA10は41ドル(約6300円)と日本よりも安値で取引が行なわれています。
ユウリSR(Vクラ)を売るべきタイミング
【結論】今すぐには売らない方が良い
ユウリSRを売るべきタイミングですが、結論を先に述べると、今すぐにはユウリSRを売らない方が良いでしょう。理由は以下の3点となっています。- 2024年に入ってから値下がりが続いている
- 6月には過去最低額が更新されていて現状は価値が低い状況
┗損切りを早くしたい場合は早めに販売した方が良い - 2年後には30周年を迎えるので市場が活気を戻す可能性がある
すぐには売らずに寝かせておくのがベスト
ユウリSRは2024年に入ってから値下がりが続いている状況で、6月は過去最低となる価格が更新されたということもあるのですぐに手放してしまうのは得策ではないでしょう。損切りを少しでも早くしたい場合であれば、少しでも値段が復調したタイミングで売却するのが良いですが、当分の間は値下がりが続いていくことが予想されるので、ポケカを投資目的で購入している方は注意しましょう。
ユウリSRは過去に高値で取引されていることもあり、再びポケカ市場が活発になれば以前のように高騰する可能性は高いので、現状は寝かせておくのが無難です。
30周年記念など注目度が高いタイミングで売るのがおすすめ
ポケカは2026年に30周年を迎えるため、ポケカの注目度が再び高くなる可能性があります。ポケカに注目が集まれば普段ポケカを買わないユーザーからも注目が集まり、市場に再び活気が戻るので、ポケカ全体でカードの価格が値上がる可能性が高いでしょう。
ユウリSRが高かった理由や今後の価格予想
封入率が低く自引きするのが難しかった
VMAXクライマックスはSRの封入率が2boxに1枚と低く、ユウリSRを1点狙いした場合の確率は2.1%と自引きするのが難しい確率となっていました。そのため、シングルでの購入需要が高かったり、そもそも市場に出回っている数が多くなかったという点で販売価格が高く設定されていました。
VMAXクライマックスのボックス自体の値段が高い
VMAXクライマックスの直近の販売価格 |
---|
約7,000円~12,000円 |
ボックス自体の価格が高いと、カードの最低価格もそれに合わせて高くなるため、ユウリSRの値段が下がってきている状況でも数万円で取引されています。
VMAXクライマックスの再販がないので高騰する可能性が高い
ポケカのパックは発売されてから(※)2年程度で絶版になる傾向にあります。VMAXクライマックスは昨年2023年の再販以降は再販が行なわれておらず、2024年に入ってからは一度も定価で販売されている情報がありません。
また、VMAXクライマックスに入っていたカードは既にレギュレーション落ちになっているため、今後も定価で再販される可能性が低いので、ユウリSRは今後高騰していく可能性が高まっています。
パックが絶版になるということは、市場にこれ以上のユウリSRが増えないということになるため、市場にある分を欲しいユーザー同士で取り合うことになります。
過去に絶版となったボックスのカードが高騰するケースが多いので、ユウリSRが高騰する可能性を高めている要因にもなっています。
なぜ2年で絶版になるの?
現在最もメジャーなポケカの大会ルールでは使えるカードに制限があります。
それは3年前に発売されたカードが使えなくなるというものです。
毎年1月にルールの更新があり、更新以降は3年前のカードを大会で使用できません。
どの年に出たカードなのかは、カードの左下に記載されているアルファベットで確認することができ、2024年の大会で使えるのは「F」「G」「H」と記載されたカードです。
このルールがある以上、例えば来年の2025年に使えなくなるのは「F」と記載されているカードですが、今年「F」のカードを再販しても直ぐに大会で使えなくなってしまいます。
そのため、ポケカでは翌年に大会で使えなくなるカードを基本再録、再販しない傾向にあり、このことから発売されてから3年が経過する前の年には絶版になっていることが多いです。
大人気イラストレーター「さいとうなおき」さんがイラストを担当
▷さいとうなおきさんのTwitterはこちら▷さいとうなおきさんのYouTubeチャンネルはこちら
ユウリSRは有名イラストレーターの「さいとうなおき」さんが担当しています。
さいとうなおきさんが描いたポケカはこれまでに高額で取引されているカードが多く、ユウリSRも将来的な期待値なども含まれたことが、高値で取引されていた要因にもなっているでしょう。
さいとうなおきさんはXのフォロワーも56万人おり、自身のYouTubeチャンネルも登録者55万人を越えるなど、絶大な人気と支持を受けているイラストレーターさんです。
さいとうなおきさんが描いた他のカード
代表的なカード | ||
---|---|---|
今までに描いたポケカは325枚となっており、ポケカ界隈では知る人ぞ知る有名なイラストレーターさんと言えるでしょう。
ユウリSR(Vクラ)の基本情報
カードの種類 | トレーナーズ/サポート |
---|---|
レギュレーション | E |
型番 | s8b 276/184 |
レアリティ | SR |
イラストレーター | Naoki Saito (さいとうなおき) |
効果 |
---|
自分の山札からたねポケモン(「ルールを持つポケモン」をのぞく)を3枚まで選び、ベンチに出す。そして山札を切る。 |
たねポケモンを多く必要とするデッキと相性が高い
ユウリは自分の山札からたねポケモンを3枚ベンチに出すことができるので、序盤からたねポケモンを多く出していきたいデッキとの相性が高いです。そのため以前のデッキ環境では採用されるケースが多かったですが、現在はレギュレーション落ちになってしまっているため、スタンダードレギュレーションでは使用することができないので注意しましょう。
ユウリ(SR)はどのパックに入っている?
収録パック | 発売日 |
---|---|
VMAXクライマックス | 2021年12月3日 |
VMAXクライマックスはハイクラスパックとなっており、1年に1回のみ販売される、その年の集大成となる豪華なパックです。
1パックの値段が550円となっており、封入されているカードは11枚と多く、通常のパックとは異なる仕様になっているのが特徴です。
VMAXクライマックスの封入率(パックから出る確率)
レアリティ | 封入率 | 種類 | 確率 |
---|---|---|---|
UR | 10box/1枚 | 全8種 | 約1.25% |
SR | 2box/1枚 | 全23種 | 約2.1% |
CSR | 1box/1枚 | 全39種 | 約2.5% |
CHR | 1box/3枚 | 全28種 | 約10.0% |
RRR | 1box/3枚 | 全16種 | 約18.7% |
RR | 1box/6枚 | 全25種 | 約24.0% |
なぜPSA鑑定で価格が上がる?
通販やネットでも安心して取引できる
PSA鑑定済みのカードは、状態が保証されているのが一番の強みでしょう。ネットや通販でカードを購入する場合、店頭のように実際の状態をしっかりと確認することができないため、思っていたよりも状態が悪いカードが届く可能性があります。
しかし、PSA9やPSA10の鑑定済みカードであれば、基本空けることのできないケースに入った状態のまま発送されることになるので、傷の心配をする必要がありません。
通販やネットでの取引でも安心して行えるので、鑑定されていないカードよりも値段を付けやすいという特徴があります。
PSA10の希少性が高い
PSA鑑定では、PSA1〜PSA10まででカードの状態にグレードが付けられます。中でもPSA10の個体は初期傷やセンタリング、裁断痕といった、パックを空ける前の状態から決まっているようなカードの状態すらも重要になるという厳しい審査を乗り越えないと付かないため希少性が非常に高いです。
そのため、PSA9かPSA10かでも大きく価値が変動し、カードによってはPSA10で倍以上の値段が付くものもあります。
鑑定自体にかなりお金がかかる
鑑定のプランや、鑑定して貰うカードの価格によっても値段が変わってきますが、一番安い「バリューバルク」でも1枚あたり2,640円の費用がかかります。そのため、PSA鑑定自体にかかる分の金額がPSA鑑定品の取引価格に上乗せされます。
まとめ
ユウリ(SR) PSA10は、希少性やキャラクター自体の人気などから、高値で取引されていますが、近年は価格が下落傾向にあり、2024年6月には過去最低価格となる1万1千円で取引が行なわれています。今後の展望としては、2026年のポケカ30周年に向けて市場が活性化することが期待されるので、現時点ではすぐには売らずに様子見するのがおすすめです。
ユウリ SR PSA10の売却を検討している方は、以下の点に注意しましょう。
- 過去の価格推移を確認する
- 複数の買取店で査定してもらう
- カードの状態をしっかりと確認する
ユウリ(SR) PSA10は、今後も価値変動が予想されるカードです。 売却を検討している方は、最新の情報を確認しながら慎重に判断しましょう。
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